天文現象・ライブ配信

2021年11月19日部分月食 観測画像

2021年11月19日、月の約98%が地球の影に入る“ほぼ皆既月食”ともいわれた食分の大きな部分月食が起こりました。川口市では、雲に隠されながらも月食の観測をすることができ、食の最大を迎える頃には皆既月食のときのような赤銅色の月が見えました。
下記は、時間経過ごとの観測画像です。各画像をクリックすると大きな画像が表示されます。

部分月食の進行(合成画像)
部分月食の進行(合成画像、16:52~19:52、10分ごと)※曇りのため、撮影できなかった時間帯あり
撮影機材 Canon EOSKISSX4 レンズ シグマ 10-20mm f4-5.6(15mm f6.3で撮影)ISO 800 1/100~1/4秒露出

今後見られる月食

日本で次に月食が見られるのは2022年11月8日の皆既月食です。川口市では、今回の月食では部分食が始まってから月が昇ってきましたが、次回は欠け始めから欠け終わりまで観察できる皆既月食となります。

月食一覧(2030年まで)
日付 月食の種類 日本での状況
2022年05月16日 皆既月食 日本で見えない
2022年11月08日 皆既月食 日本で見える
2023年10月29日 部分月食 日本の一部で見える(月入帯食)
2024年09月18日 部分月食 日本で見えない
2025年03月14日 皆既月食 日本の一部で部分月食が見える(月出帯食)
2025年09月08日 皆既月食 日本で見える
2026年03月03日 皆既月食 日本で見える
2026年08月28日 部分月食 日本で見えない
2028年01月12日 部分月食 日本で見えない
2028年07月07日 部分月食 日本で見える(月入帯食)
2029年01月01日 皆既月食 日本で見える
2029年06月26日 皆既月食 日本で見えない
2029年12月21日 皆既月食 日本で見える(月入帯食)
2030年06月16日 部分月食 日本で見える(月入帯食)

国立天文台 提供

2021年11月19日の部分月食解説ページ