4月11日(火)から4月13日(木)にかけて、日没後の西の空で、とても明るく輝く金星とおうし座のプレアデス星団が接近して見えました。プレアデス星団は、よく晴れていれば望遠鏡や双眼鏡がなくても星が集まっている様子を見ることができる星団で、日本では古くから「すばる」と呼ばれて親しまれています。科学館では、4月11日(火)の19時15分から1時間、望遠鏡で観測した金星とすばるの画像をホームページで配信しました。残念ながら雲が多く、はっきりとした画像は撮れませんでしたが、金星とプレアデス星団の明るい星が写っています。
毎年4月は「世界天文月間(Global Astronomy Month)」。金星は、しばらく一番星として夕方の西の空に見えています。晴れた日にはぜひ、空を見上げてみてください。
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