突然?の訪問者、彗星を見るのは川口ではなかなか難しい。
まして、その別名”ほうき星”の”ほうき”を見るのは至難の技。
よほど明るい彗星でないかぎり・・・とのことで
ここでは市街地で何とかとらえることができた彗星の姿を紹介しよう。

シュワスマン・ワハマン第3彗星(0073P) 地球軌道よりもやや内側までやってくる周期彗星
中心の明るい部分が核、その核を取り巻くぼんやりとした部分をコマという。

シュワスマンワハマン第3彗星 10cm屈折で撮影
核を中心に見て4時方向に淡い尾が伸びている様子がみえる。

シュワスマンワハマン第3彗星 15cmF8屈折鏡でとらえた姿 何とか尾の方向は分かる

突然のバーストを起こし、市街地でも肉眼で見ることのできたマックホルツ彗星。

デジカメと望遠レンズで固定撮影したホームズ彗星
徐々に拡散して淡くなっていく様子が分かる

2日おいて撮影したホームズ彗星。

2015年年末から年始にかけて早朝の空に見えていたカタリナ彗星(市街地での撮影)
2024年末に、日本各地で観測されたC/2023 A3 紫金山・アトラス彗星。街中ではこのような見事な姿を観測するのは困難である
撮影者 洲本市(淡路島)中野主一氏 彗星の軌道計算の第一人者として知られる